2012年12月16日

目標設定の段階的フレームワーク

photo credit: Stéfan cc

バイトでの目標を設定することになり、どんな風に目標を決めたらいいか考えています。先輩社員に頂いたアドバイス等も含めて自分なりに考えてみたので、ブログの記事としてアウトプットしてみます。

得たい成果を設定する

経営者でも従業員でも、成果を出すことが求められていると思います。もちろんそうではないところもあるとは思いますが、少なくとも自分は成果を出すことにこだわっています。なのでまずはどんな成果を得たいのかを決めることにしました。

例えば来月、「売り上げ1億円アップ」という成果を得たいとすれば、今月の売り上げを1億円上回ることが来月の目標になります。このために必要な要素を分解し、それぞれ一つずつこなしていきます。

成果を得るためにすべきことを確認する

自分の得たい成果を設定したら、それを達成するためにすべきこと (To Do) をリストアップします。先輩も言っていたのですが、このTo Doを目標にしてしまう人が少なからずいるようです。注意しなければならないのは、仕事をこなすのではなく、成果を得ることが重要だということです。そのために設定すべき目標は、やはり仕事をこなすことではなく、それを通して成果を得ることなのだと思います。

To Doをリストアップしたら、その中でどれが成果を達成する上で重要なものか、自分なりに仮説を立てて予想します。この予想が正しいかどうかは来月検証するとして、ひとまず重要な順に優先度を設定します。

これでひとまずは目標設定完了です。

何のための成果?

目標設定はこれでよさそうなんですが、もう少し考えなきゃいけないことがありそうです。つまり、何のために成果を得たいのかを考える必要がありそうです。

成果を得た先に得るものは、昇給・ボーナスなどの金銭的報酬と、信頼を得ることでより大きな仕事を任せてもらえるようになったり、社内で表彰されたり、やりがいを感じることができるなどの非金銭的報酬があると思います。何を得られるかは達成した成果や会社の状況や自分の立場等に応じて違うとは思いますが、成果に応じて適切な評価はしてほしいしされるべきです。

成果を出すことは重要ですが、本当に得たいものは成果ではなくその先にある報酬だと思います。成果を出し続けた先に栄光があるんだと思います。

挑戦と成長

他にも目標設定をする上で組み込みたいことがあります.

成果を出し続ける人を見ていると、自分の得意分野に集中し、そこで挑戦し続けることが必要なように思えます。そしてより大きな成果を得たいなら、自分自身も成長していくことが求められるようです。

よくいわれることだと思いますが、ちょっとしたことでも挑戦することが成長につながるんだと思います。これも目標設定に組み込めたらもっとよい目標設定になるんじゃないでしょうか。つまり、To Doをこなし、優先課題を解決し、成果を得る過程でどんな挑戦をするのかを考えておきます。目標の振り返りのときには、成果を達成できたかどうかに加えて、どんな挑戦をして、どう成長したかを振り返るとよさそうです。

まとめ

目標設定の段階的フレームワークというタイトルを付けましたが、挑戦し、成長し、より大きな成果を得て栄光をつかむというステップを想像して目標設定の段階的フレームワークと名付けてみました。

目標設定では以下の項目を意識するようにしようと思います。

  • どんな成果を得たいか
  • その成果を得るために何をすべきか (To Do)
  • 成果を得る過程でどんな挑戦をするか
  • 目標が達成できたらどんな報酬が得られるのか

また、短期的もしくは長期的な目標にかかわらず、目標が達成されたかどうかの確認・検証が必要になります。この場では、以下の項目を確認するよう意識したいと思います。

  • 目標は達成されたかどうか
    • もし達成した場合は、いつ頃に達成できていたか
    • また、達成の見込みが付いたのはいつ頃か
    • 目標の上方修正をしたかどうか
    • もし達成されなかった場合、達成度はどのくらいか
    • それはなぜか
  • どんな挑戦をし、どう成長したか
  • 成果は適切に評価されるか
  • 評価は報酬につながるか

いきなり全部をやるのは難しいかもしれませんが、やってみようと思います。

自分が目標設定をするために考えたことですが、もっといい方法や足りないことなどがあればコメントください。

最後に筆者の好きなプロシュート兄ィのセリフを引用してまとめます。
『成長しろ』!ペッシ
『成長』しなきゃあオレたちは「栄光」をつかめねえ
結局これが言いたかっただけでした。

2012年12月14日

就職活動中の学生に向かって偉そうに語ってみて気付いた話

会社説明会に内定者として参加して、就活のアドバイスなどした。

志望動機や就職を決めた理由など定番の質問をされた。あとで懇親会で、考えに筋が通っていて参考になったといってくれた方がいて、話した甲斐があった。

普段から意思決定や行動に理由付けをしておくのは大切だと思う。そうすることで行動に一貫性が出て、自分の軸ができる。


一通り終わった後には懇親会があり、ある学生に質問をされた。

「僕にはやりたいことがあり、新しい技術で新しいサービスを提供したい。すぐに実現できるようなものではないかもしれないが、そういったことを考えたり、調査したり、研究開発できるような部署はあるか。R&Dの部署があるが、そういうことはやっているのか。」

R&Dの部署ではそういうことをしていないので、やっていることを正直に説明した(少しかかわって知った範囲だけだけど)。そうすると、自分のやりたいことはどこでできるのか聞かれたので、

「アイディアは事業プランのコンテストをやっているから、それに応募すれば実現できるかもしれない。多くのアイディアはそこから生まれ、良いものはみんなで集まってさらにブラッシュアップして企画として練り上げ、サービスとして開発してリリースする。また、技術的に新しいことには技術者の興味でそれぞれ挑戦しているし、勉強会が開かれたり、実際にサービスにも取り入れられることがある。」

というような話をした。それからこういう話もして、

「もし技術的に難しいとしても、やりたいことなら自分で少しでもいいから動くもの(モックアップ)をつくって、それを見せたら認められて実現に近づくと思う。難しいからって挑戦しなければ、他の人や企業に先を越されちゃうかもしれない。やりたいなら、まず自分から挑戦しないと始まらない。」

というような話もして、そういえば自分にもやりたいことがあるのに、その実現のためにまだ何も取り組んでないって気付いた。

いろんなやらなきゃいけないことに押し潰されて、やりたいことが後回しになってる。早くつくらないと誰かに先にやられちゃう。自分がやらなきゃいつまでたっても実現しない。

自分のことは棚に上げて後輩に偉そうに話してたことに気付いてショックを受けた。やらなきゃ。

2012年9月29日

企画は一人でできないということを知った

気付くのおせーよって言われそうだけど。

最近5人の仲間とサービス企画をしていて思ったこと。

企画・開発の専門部署があるように、企画も開発も一人ではできない。でも企画には専門性もいらないということがわかった。コツはあるけど。

開発は専門的なスキルが必要で、やろうとすれば一人でもある程度はこなせる。だから企画もそうなのかなって思ったけど、全然違った。もっと続けていったら敏腕なんとかみたいに一人ですごい企画を生み出せるようになるのかもしれないけど、すくなくとも今は無理だと思った。

それよりもむしろ、ブレストしたりあーだこーだ言いながら一緒に考えてみると、元の案よりもずっといいものが出来上がる。不思議。

サークル活動とかでみんなで何かを作り上げるというのは経験していたけど、それとも違う。サークルも真剣にやっていたつもりだったけど、何が違うんだろう…?

今取り組んでる企画は、自分が本当に解決したいと思ってる問題を扱ってる。前はただ、楽しいというだけでやってた。モチベーションの質に差があるのかもしれない。

今のチームからは学ぶことが多い。問題の本質を捉え、根本から解決できるようなサービスを生み出したい。

まずは企画からしっかり詰めていこう。

2012年9月28日

同期が表彰された日に考えたこと

photo credit: Thomas Hawk via photopin cc

友人で同期のYが表彰された。さすがだな。

周りと比べてもずば抜けて優秀だし、技術力だけでなく表現力もあって、達成する力もある。自分の能力を育てて活かそうという思いもすごく強くて、いつか成し遂げるだろうと思ったけど、やっぱさすがだわ。

同時に別の気持ちも湧いてきた。負けてられないな、と。

悔しいというより、やられたという気分。

なんで自分はいまいち突き抜けられないのかな…。

やっぱ自分の心からコミットしたいと思えるもの、自然とモチベーションが湧いてくるものじゃないと努力を続けられない。その上で自分の得意分野にフォーカスできたらいいんだけど、ニーズのある分野に投資しないといまいち評価されにくい。この辺の話はクックパッドの人に聞いて自分もそう思うようになった。(参考:クックパッド式Bestを見つけるためのフレームワークについて最近考えていること

ただまぁ、やりたいこと・できること・やってほしいことの全てを満たしていたとしても、それが自分の本当になりたい姿に近づいているか、やる前、やってる途中、終わった後で何度もチェックが必要だと思うけどね。

話がずれた。

最近、これならやりたいって思えるものが明確になってきたから、今度はそこへアプローチしてみようと思ってる。

優勝したり表彰されたら嬉しいけど、自分の向かう先はもっと向こうにある。惑わされずに着実に。

2012年9月20日

いつか作り上げたいシステム

photo credit: lrargerich via photo pin cc

今はまだできないけど、いつか実現したいと思っていることがある。

そのうちの一つとして、各家庭で使えるインターネットを利用した国政選挙投票システムの開発がある。

このシステムによって在宅にして投票を済ませることができるようになり、選挙の度に人を雇い投票所を準備し、有権者がそこへ赴き、期限に間に合わなければ終了、大人数で時間をかけて開票作業がはじまる…、そういったコストが削減される。

インターネットに慣れ親しんだ若者の投票率も上がるだろうし、病気やけが等で投票所に行けない人の投票も可能になる。

どうやって有資格性の認証をするか、秘密投票が守られるか、二重投票や無効票を防げるか、開発・運用のための公正な資金をどのように調達するか等課題はあるが、インターネットを利用しない電子投票については地方自治体や一部の国で実施されており、それぞれの問題についても対策が議論されており、実現性はあると考えている。


もし国内でうまくいかなくても、他言語化によってシステムは海外に輸出することもできる。


まずは地方選挙から導入し、少しずつ民意を得つつ国政選挙に導入できたらいいな。

若手政治家と会うことがあれば提案してみよーっと。

2012年8月26日

よいサービスとリアリティ

photo credit: peasap via photo pin cc

よいサービスを作るには、リアリティが大事らしい。

QwtのOB会でm先生に言われたことを思い出した。

「ユーザーを想像するといい。それも20代男性とかざっくりしたものではなく。なぜかというと、同じ20代男性でも隣の席の○○君と向かいの席の××君で全然違うよね。やるなら○○君という個人にまでフォーカスして、その人のために企画して詰めていくと、いいものを作りやすい。」

正確な文言は忘れたけど、そんなような話をしてくれた。

これは今になって考えてみると、いわゆるペルソナ分析というやつだったんだなと思った。

2012年8月10日

したたかに生きていこう


したたかに生きていこう

進むべき目標を定めよう

どうしてそこへ向かうのか考えよう

謙虚に、だけど自分を曲げずに進んでいこう

ときどき立ち止まって振り返ってみよう

ときどき離れて休んでみよう

道は一つじゃない

選択肢は無限にある

だけど忘れないでおこう、選べるのは一つだけ

一番大切なことはなんだろう

一番大切にしたいものを一番大切にしよう

重要なことを後回しにしないでおこう

お金は大事にしよう

時間はもっと大事にしよう

人とのつながりも大事だね

自分自身はもっと大事だね

したたかに、生きていこう

2012年5月13日

かつての仕事仲間との久しぶりのランチ会で得られた気付き

池袋GRIPにて

昨日のランチ会で得られた気付きについてまとめてみました。終わってすぐにまとめなかったため記憶が曖昧なのですが、参考として、少しでもお役に立てば幸いです。

自分の才能

顧客ニーズに気付き、開発側の事情も分かる共感性。
自分と異なる属性の人の姿を想像することができる。
目標に対し、それを達成するまでの道のりを最適化する力。
混沌としたものを整理し、アレンジする力。

@yuyamaweb氏の才能

要求に対し、それをさらに上回るものを返そうとする。そしてそれをいつも達成する。
上司が適切な難易度のミッションを与えることで、どこまでも成長していける。
進むべき道に迷ったとき、提示されたいくつかの提案に対し、自分で考え取捨選択していくことができる。

@hon_nama氏の才能

どんなミッションも必ず達成しようとする。
視野が狭くなりがちだが、行き詰まったときに他の人の視点から見た提案をすぐに受け入れて前に進んでいくことができる。

@tanatana634氏の才能

何が問題で、何が求められているか考えることができる。
忙しい中でも学ぶことを続けていける。

@yas_qwt氏の才能

人の才能や強みを活かし、人の成長を促すことに喜びを感じる。
自分のことだけでなく、人のことを気にかけることができる。

サービス開発について

論理的に詰めていったものは理屈では正しいんだけど、人間は理屈だけでは動かない。感性に訴えかけるものを作れるんじゃないか。
ターゲットを絞る。20代男性独身ではなく、M岡氏のためのサービスというところまで絞る。男子高校生ではなく、高校生の頃の自分のためのサービスというところまで絞る。

データ解析について

ビッグデータというバズワードがあるが、ゴミをいくら分析してもまともな結果は得られないのではないか。
ビッグデータをHadoopで解析したというと、顧客は満足する。
統計的手法ではすべてのデータを利用する必要はない。
データをインプットして解析するにしても、その味付けは解析するエンジニアに委ねられる。さらにその結果を解釈するのも人間。
バイアスはかかるにしても、情報の洪水をうまく整理してほしいという需要はたくさんあるし、それが自分ではできないという人の方が大半を占める。

人について

論理的に正しいことがある。その主張にはなんら誤りはない。でも、そういうことを人に指摘すると、すんなり受け入れられる人はかなり少ない。この人は、ここを変えたらもっとよくなるのになぁということでも、直接指摘すれば頑なになる。本人自身が気付かなきゃ、その人は変わらない。変化は常にインサイド・アウト。
どうすれば人は変わるのか、気付きを与えられるのか。相手が気付くように、こちらからは質問をする。なぜそうするのか?そうする理由はどうして?背景を一緒に掘り下げていくことで、気付かせることができる。

その他

HDD3台でのRAID5構成は危険。1台死んだときに残りの2台に負荷が集中し、連鎖的に死亡する。やはりRAID1ミラーリングか、RAID6での構成が良いだろう。
リサーチ会社はデータが命。死守せよ。
論文の.texファイルをGitやSubversionで管理すると捗る。

感想










まとめは以上です。今回は自分に共感性という強みがあるという、思いもよらない気付きを得ることができました。会場を確保してくださった@yas_qwtさん、集まってくださった皆さん、ありがとうございました。
かつて一緒に働いた仲間が、これからは異なる分野で闘っていくことになりますね。今後も定期的に集まって、互いに気付きや学びを得られればいいなと思います。
ぜひまたよろしくお願いします。

2012年5月8日

デジタル一眼レフカメラで写真を撮るようになって分かったこと

やっとか、という感じです。キヤノンのエントリーデジタル一眼レフカメラを買ったのが2008年の確か夏になる前だったはず。それからもうすぐ4年というところで写真の連番が9999を突破し、ついに1万枚を達成しました。自分の撮影ライフにとっては大きな節目です。この機会に今までの経験から分かったことをまとめてみることにしました。
2008年8月 金閣寺にて撮影 ©しゅんたっく
2008年8月 金閣寺にて撮影 ©しゅんたっく

現在の構成

2012年4月現在、自分は以下のものしか機材を持っていないので、他の機材の事情は知りません。ご了承ください。また、撮影ジャンルは旅行や遊びに出かけたときのスナップが中心です。
  • Canon EOS Kiss X2
  • Wズームキットレンズ IS付き
  • シグマの30mm F1.4 単焦点レンズ
  • キヤノンの50mm F1.8 単焦点レンズ
  • ニッシンのGN44の外付けフラッシュ
  • SLIKの数千円の三脚
  • Macbook Pro
  • iPhoto '09
  • Digital Photo Professional (DPP)

2008年9月 NYにて ©しゅんたっく
2009年9月 NYにて ©しゅんたっく

目次

機材について思うこと
  1. エントリー機種でも何とかなる
  2. というかX2は名機だった
  3. 単焦点レンズすごくいい
  4. レンズ交換はめんどくさい
  5. サードパーティ製のレンズは調整が必要
  6. 三脚と外付けフラッシュはすごく便利
  7. 超広角レンズがほしい
  8. 7Dか5D Mark IIIがほしい

気付いたこと
  1. RAWとJPEGの明らかな差
  2. 連写速度と連続撮影枚数について
  3. 慣れないうちはTvやAvよりもPモードがいい
  4. 構図の勉強しなきゃ!
  5. 現像は予想以上に簡単

Photoshopでもどうにもならなかったこと
  1. ピンボケはどうにもならない
  2. ブレた写真もどうにもならない
  3. 表情を変えるのも無理
  4. 後から構図を変えることはできない
  5. 光の当たり方を修正するのは (自分の技術では) 無理
  6. 白飛び黒潰れは復元できない

最後に
  1. 写真は楽しい

2009年10月 土浦花火大会にて ©しゅんたっく
2009年10月 土浦花火大会にて ©しゅんたっく

1. エントリー機種でも何とかなる

他メーカーは分かりませんが、きっと同じだと思います。キヤノンの場合、機能において同時期に出た下位機種が上位機種を上回ることはありませんが、画質はかなり肉薄しています。画像処理エンジンやセンサーは同じものを使っているからだと思います。

2. というかX2は名機だった

この機種からRAWが14bitになり、階調が豊かになりました。キットレンズも優秀で、特に望遠ズームレンズがいいです。測距点も9点あり、連写も秒間3.5コマ撮れます。高画質と高感度のバランスもよく、しかも軽くて小さい。旅行で持ち回す自分にとってはベストな選択でした。

3. 単焦点レンズすごくいい

使えばわかりますよね。ズームできないデメリットよりも、画質の良さの方が上回ります。いつかLな単焦点がほしい…。

4. レンズ交換はめんどくさい

旅先では遠近両用のズームレンズの方がいいかもしれません。よく旅行に出かけるのですが、レンズ交換は面倒くさすぎます。

5. サードパーティ製のレンズは調整が必要

純正でないレンズを買った場合、オートフォーカスの調整はほぼ必須ということも最近レンズを買うようになって知りました。シグマは無料でピント調整してくれるそうで、タイミングを見計らって調整に出そうと思います。

6. 三脚と外付けフラッシュはすごく便利

2009年くらいに初めて花火を撮ったのですが、三脚を低くセットして、座って鑑賞しながら撮影しました。きれいだったー。フラッシュも、暗めの室内で撮っても電気屋さんや晴れの日の屋外にいるときのように明るく撮れて最高でした。

7. 超広角レンズがほしい

旅先で使いたい。ポストカードもいいんですが、やっぱり印象に残った建造物や景色を自分の手で記録したいじゃないですか。後ろに下がれないような路地でも使える超広角に憧れます。

8. 7Dか5D Mark IIIがほしい

自分にとって、X2の足りないところはAF性能なのかなぁと思っています。フォーカスのマイクロアジャスト機能も気になります。しばらくすると、別にX2でも充分だなぁってなるんですけどね。

2010年9月 ローマにて ©しゅんたっく
2010年9月 ローマにて ©しゅんたっく

9. RAWとJPEGの明らかな差

カメラ内で生成したJPEGよりも、RAWで撮ってiPhotoの取り込み時に自動で行われるJPEG現像の方がはるかにきれいでした。恥ずかしながら、去年の夏までJPEGでしか撮ってませんでした。RAW撮りしたことない人は今すぐRAWで撮ってみるといいと思います。

10. 連写速度と連続撮影枚数について

スポーツ写真を撮るわけではないので、連写速度は遅くても問題ありませんでした。ただ、連続撮影枚数は3コマ以上連続できるといいと思いました。3コマ連写できるとAEB使うときに便利です。X2の場合RAWでも6コマまで連写できるので、最近の機種なら問題ないと思います。いずれにせよコンデジよりはずっと連写しやすいです。

11. 慣れないうちはTvやAvよりもPモードがいい

はっきり言って、慣れるまで絞りやシャッタースピードの調節は難しかったです。それで何度もシャッターチャンスを逃しました。シャッターチャンスを逃さないこととか、しっかりピントを合わせることとか、構図を考えて撮る方が大事だと思いました。Pモードにしておけばフラッシュを使うかどうか以外は自動で調整してくれるので楽です。

12. 構図の勉強しなきゃ!

というわけで偉そうにいろいろ語ってきましたが、自分もまだまだ勉強不足ということを日々実感しています。大学の同期やサークルの後輩の写真が美しくて、自分ももっといい写真を撮りたいなとやる気が出ます。構図もそうですが、カメラの設定や現像やモノクロ表現など、勉強しなきゃいけないことはたくさんあります。精進します。

13. 現像は予想以上に簡単

最近自分でパラメータをいじってRAW現像をするようになったのですが、Canonのカメラ付属の現像ソフト Digital Photo Professional (DPP) が使いやすく高機能でいい感じでした。 HDRや多重露光合成もできます。他の現像ソフトだと Adobe Lightroom や Apple Aperture などもありますが、DPPでも充分ですね。Lightroomはバージョン1のときに使い、最近バージョン4の体験版も使ってみましたが、これもなかなかよかったです。

2011年9月 ウィーンにて ©しゅんたっく
2011年9月 ウィーンにて ©しゅんたっく

14. ピンボケはどうにもならない

ピンボケしてたらせっかくの写真が台無しですね。ピンボケした写真を後から生成することはできてもピンボケを補正することはできないので、ここはバッチリ合わせないと後で辛いです。未調整のシグマの単焦点が前ピン気味で扱いが難しいです。

15. ブレた写真もどうにもならない

手ブレ、被写体ブレとありますが、これもなるべく抑えるようにしたいです。シャッタースピードを速くし、手ぶれ補正を利用し、三脚を使うなどの方法で抑えられます。

16. 表情を変えるのも無理

撮影現場で撮った表情は、レタッチじゃどうにもならないですよね。変顔も面白いけど…。ここがプロとアマチュアの違いなのかもしれない。

17. 後から構図を変えることはできない

上から撮ったものを下からあおる構図にするとか、正面から撮った写真を横から撮ったものにするとか、これもドラえもんに頼む以外に修正の余地はないです。

18. 光の当たり方を修正するのは (自分の技術では) 無理

影の形とか、全体に均一に光を当てるとか。撮影時に工夫するポイントですよね。光を操るのが上手な人は憧れです。

19. 白飛び黒潰れは復元できない

これも、色が無いところはどうしようもないということです。適正な露出で撮るようにしましょう。白飛び黒潰れしているかどうかは、ヒストグラムを見ればわかります。

2011年12月 六本木にて ©しゅんたっく
2011年12月 六本木にて ©しゅんたっく

20. 写真は楽しい

写真を撮るのって、なんでこんなに楽しいんでしょう。思い出を残したいから?きれいな写真で誰かを感動させたい?写真を通したコミュニケーションが楽しいから?もちろん他の理由もあるかもしれません。家に帰ったら、人に見せる写真を選んだり、現像するときも誰かの反応を想像しながら作業をする。撮るときとはまた違った面白さもありますね。これからもっと勉強して、写真がもっと楽しくなるといいなぁ。

2011年12月 大学にて ©しゅんたっく
2011年12月 大学にて ©しゅんたっく

20項目にもなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。拙い文章ですが、この記事が読んでくださった方にとって少しでも有益な情報となれば幸いです。またカメラマンの先輩方、カメラ仲間の皆様におかれましては日頃からご指導ご鞭撻くださいましてありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします。

その他の写真

単焦点で撮った写真や、RAW現像をするようになってからの写真です。

2011年12月 渋谷にて ©しゅんたっく
2011年12月 渋谷にて ©しゅんたっく

2011年12月 関東某所にて ©しゅんたっく
2011年12月 関東某所にて ©しゅんたっく

2011年12月 自宅にて ©しゅんたっく
2011年12月 自宅にて ©しゅんたっく

2012年4月 大学にて ©しゅんたっく 現像:DPP
2012年4月 大学にて ©しゅんたっく
現像:DPP

2012年4月 昭和記念公園にて ©しゅんたっく 現像:DPP
2012年4月 昭和記念公園にて ©しゅんたっく
現像:DPP

2012年4月 昭和記念公園にて ©しゅんたっく 現像:DPP
2012年4月 昭和記念公園にて ©しゅんたっく
現像:DPP

2012年4月 都内某所にて ©しゅんたっく
現像:DPP

2012年4月28日

クックパッド式Bestを見つけるためのフレームワークについて最近考えていること

以前クックパッドの人たちが大学に来て、社内での仕事の様子、インフラの話、サービス企画の話をしてくれたことがあった。そのとき、クックパッドでする仕事を任せるときに気をつけている3つのポイント(Bestを見つけるためのフレームワーク)を教えてもらった。このポイントがずっと気になっていて、自分が何かをしようとするときにも判断基準になってる。ただ、最近これについて気になる事もあり、いったんまとめてみることにした。

photo credit: Calsidyrose via photo pin cc

Bestを見つけるためのフレームワーク

クックパッドでは、以下の全てを満たすような仕事をさせるようにしている。

  • やりたい
    • 情熱を持って取り組めるもの
    • 好きなもの
  • とくい
    • 世界で一番になれるもの
  • やるべき
    • 儲かるもの

これ全てを満たす仕事ができたら最高だろうなと思いつつも、クックパッドではみんなやっているらしい。おそらく、採用段階で満たす人のみを採っているのだろう。私自身もこの話を聞いて以来、これを全て満たすような仕事をしようと心がけてきた。

このフレームワークのメリット

Bestを見つけるためのフレームワークのいいところは、もっとも得意なことをさらに伸ばすことができるところで、技術や能力を磨いていくには最高のやり方だと思う。

3~4年前にストレングス・ファインダーをやったとき、最上志向という、自分の強みを最大限に伸ばしたいという性質が一番強く出た。この性質は本当に自分の思った通りで、自分は短所を平均レベルにするよりも長所を伸ばして、苦手分野はそれが得意な人に移譲すればよいとずっと考えていた。なので、このクックパッドの働き方は理想的と言えるものだった。

ここ1ヶ月ほど考えていること

一方、自分の行きたい道がさらに先にあったとして、好きなことや得意なことだけやっていて、本当にそこへたどり着けるのかということを考えている。

Webサービスの企画開発はすごく好きで、これからもやっていきたい。企画を考えることやプログラミングすることも得意だと思ってる(優秀かどうかはおいといて)。きっと組織の利益にもなるだろう。でも、自分のゴールってサービスやプロダクトを作ることだったんだっけ?それはあくまで目的を果たすための手段に過ぎないんじゃないか。

もうちょっと深堀りしてみる

先に社会に出ていった先輩方を見ていると、大学で専門にやっていたことと異なる分野で成果を上げ、その分野で認められる人に成長している。自分も今の得意分野にこだわらず、挑戦してみたらできることが増えるかもしれない。あるスキルについて、得意か苦手かはやってみるまでわからない。

自分はプログラミングができるけど、やりたいことはそれだけじゃない。Webサービスやアプリケーションを作って、それで社会をちょっとだけより豊かなものにできればいいな。そうしたい。そのためにはアイディアを実現しなきゃならない。アイディアを生み出し、練り上げ、詰め切る。チームで開発するならマネジメントスキルも必要だし、プロデュースしてマネタイズもしていかなきゃいけない。

得意なことだけやっていても、その先にはたどり着けないないんじゃないか。必要なスキルは、好きなことや得意なことだけやっていても身に付かないんじゃないか。

まとめ

もし、はしごをかけ違えていれば、一段ずつ昇るごとに間違った場所に早くたどり着くだけ。目的を見誤れば、人生の終わりに後悔することになるかもしれない。もうちょっと人生について考えてみようと思う。

2012年4月27日

電車での通勤通学をやめて、会社や大学の近くに住んだ方が良い理由を考えてみた

私は現在、埼玉の実家から東京の大学まで片道1.5時間以上の時間をかけて毎日通学している。
なぜ一人暮らししないのかは置いといて、もし大学の近くに住んでいたら得られるメリットを考えてみた。

通勤風景 ©しゅんたっく
通勤風景 ©しゅんたっく

1.可処分時間が増える


これは明らか。

もし片道1.5時間かけて通勤通学しているとすると、駅まで行く時間や諸々の時間を考慮して片道2時間、往復4時間は通勤通学に費やしていることになる。この時間をより有意義なことに使うことができたら、どんなに素晴らしいだろうか。

電車の中にいる時間は、自由時間ではなく拘束時間。

2.余計なストレスが発生しない


電車に間に合わなくてイライラすることもないし、他の乗客に迷惑な思いをすることもない。電車に乗らなくて済むなら、なるべく乗りたくない。

3.朝に作業ができるようになる


遠くに住んでいると早めに出発しなきゃいけないので、集合が午前10時だとしても朝の8時には出発の準備ができていないといけない。そのあとは移動時間で拘束される。

もし家が近くだったら、集合まで自分の好きなことをして過ごすことができる。しかも、寝てリフレッシュした後の一番いい状態の脳を使うことができる。これを通勤通学時間の暇つぶしに使うのはもったいない。

参考:やってないのはあなただけ!|夢を実現するための時間確保術【3 STEP】

まとめ

他にも2つくらい考えてみたが、愚痴っぽくなってきたのでやめた。以前は大学のそばに住んでいて、その当時のことも思い出してみると近くに住んでいてもダラダラ過ごしたりするので、真のメリットは2つ目の「電車によるストレスが発生しない」ことくらいだろう。

いずれまた引っ越すので、この気持ちは忘れないようにしたい。

2012年4月24日

エレベーターピッチとはなにか?4つのポイントと今日の実例

photo credit: Thomas Hawk via photo pin cc

今日の出来事から

今日はこういうことがあった。
今日はアルバイトをした日でした。
エンジニアとして来年働く予定の会社で週に2日ほど働いているのです。

それでアルバイトの帰りに、所属している部署の偉い人とエレベーターが一緒になりました。
何度か雑務を頼まれたりしていて顔見知りなので、アピールタイムだと思って自分が担当して開発しているプロジェクトについて話そうと思い、
プロジェクトの背景にある問題点、サービスのリリースによって得られる恩恵、開発期間とβ版リリースがいつ頃になるかまで話せました。

リリース予定まで言っちゃったので遅らせるわけにはいかなくなりましたが、受けは好感触だったので、ちょっとはアピールになったと思います。

これから一つずつ、貢献と成長と成功を積み重ねていきたいと思います。

エレベーターピッチで上司にアピール - しゅんたっくの日記

エレベーターピッチってなに?

んで、エレベーターピッチとか勝手に言ってるけど、どんなもんなのか軽く調べてみた。

まずエレベーターピッチとは、交流会などで起業家が偶然、エレベーターで取引相手や投資家など会った時にする30秒程度のセールストークのことで、社長と従業員に置き換えてもいい。
初対面の相手、もしくはそれに近い関係であることが多い。
今回は部署のボスとバイトの関係で、普段から緊密に関わるわけではないので、エレベーターピッチをするのに絶好の機会だった。

エレベーターピッチ 4つのポイント

では、エレベーターピッチをする上で気をつけるポイントは何か。
  1. 何をするのか?
  2. どの問題を解決しようとしているのか?
  3. ほかとはどう違うのか?
  4. なぜ気にかける必要があるのか?
エレベーターピッチを作るための4つの質問 - *ListFreak

今日の出来事に当てはめると…

この4つの質問は分かりにくいが、話した内容を振り返ってみると
  1. 開発しているプロジェクトの内容
  2. プロジェクトの背景にある問題
  3. サービスのリリースによって得られる恩恵
  4. β版のリリース予定を伝え、フィードバックが欲しい旨を伝えた
というように、トーク内容も概ね良かったんじゃないかと分析している。
相手の反応もよかったので、これから正式に働く上で自分自身のアピールにもなったんじゃないかな。

書きたかったのはそれだけ。
つまり自分のための振り返り。