2013年8月17日

失くしたiPhoneのApple ID, Gmail, facebook, Evernote, Dropboxのログアウトの仕方

紛失、盗難などでiPhoneを失くしてしまった場合の対応。
ただしこれは、海外で端末を失くしてそのまま帰国した場合等、手元に戻ってくる可能性がほぼ零の場合を想定した対応である。

画像はクリックすれば拡大されます。

1.キャリアに連絡

au, Softbankなどに連絡し、回線をストップしてもらう。

au: 盗難・紛失でお困りのとき│スマートフォン・携帯電話をご利用の方│au
softbank: 紛失・盗難 | お客さまサポート | ソフトバンクモバイル

2.iCloud.comからiPhoneをロックまたは消去する

iCloud.comにログインして、「iPhoneを探す」ことができる。


「iPhoneを探す」を選択する。



いずれの操作も、端末がネットワークに接続されていないと機能しない。
ネットワークに接続すると、端末の現在地が画面に表示される。

「iPhoneの消去」をしてしまえば、iPhoneに詰まったいろんな情報を消せるので、セキュリティ上のリスクはほぼなくなる。
ただし、これはネットワークに接続されていないとできない操作なので、アプリを見られないようにするには以下の操作をしなければならない

3.スマホに入ってるアプリのログアウトをする

回線を止めても、Wi-Fi経由でGmailやfacebookの内容を見られてしまうので、
ネットワーク経由でスマホアプリのログアウトをする。

Apple ID (Macのみ)のログアウト

iTunesでApple IDのアカウントを表示する。(ログインしていなければ、iPhoneで使っていたIDでログインする)


iTunes in the Cloudの「デバイスの管理」をクリックする。


Apple IDと失くしたデバイスとの関連付けを「削除」する。

これで失くしたiPhoneでのApple IDがログアウトされる。

Gmail, Google+等アプリのログアウト

アカウント情報


Gmail iOS App, Google Search Appなど、Appとついたものがスマホアプリのものなので、「アカウントを取り消す」をしておく。

これでGmailアプリなどがログアウトされる。

facebookアプリのログアウト

設定>セキュリティ>認証済み機器からログアウトできる。


Facebook for iPhoneを「削除」すればよい。

Evernoteアプリのログアウト

アカウント設定>アプリケーションからログアウトできる。


失くした端末の「アクセスを取り消す」操作をすればよい。


Dropboxアプリのログアウト

設定>セキュリティからログアウトできる。


失くしたデバイスの「リンクを解除」すればよい。

まとめ

回線をストップさせてもWi-Fiで操作が可能なのがスマホなので、念には念を押して対策しておきたい。

2013年7月31日

終わり

2年以上かけて取り組んできた成果が、本日ついにお披露目された。

…長かった。

はい、次!

2013年7月30日

それ、本当におもしろい?

自分は正しいことをやっていたいし、やっていることは正しいと信じたい。

自分のつくるサービス・プロダクトは、人々に受け入れられるものであってほしいし、そうであると信じてる。

だけど、ときどき振り返ってみる。

これって、本当に役に立ってるのかな?
これって、おもしろいのかな?

独りよがりになっては、良いものなんてつくれない。

だけど、どうしても盲目的になってしまうときもある。
チームの空気が、自分のサービスはおもしろいんだと妄信するようになる。

市場の反応は数字に表れているけど、対応が後手に回ってしまう。

こんなときは、どうしたらいいんだろうね。

2013年5月20日

母へ - 大企業志向・安定企業志向について

いまだに、俺に大企業や安定した企業へいくことを勧める人がいる。

母のことです。

そんなものは幻想だ。「安定」なんてない。

世界の亀山モデルで一世を風靡したシャープが、何千億という赤字を出すようになった。

オリンパスのような気鋭の技術者集団だって、トップの粉飾で会社が傾いたりする。

独占状態といってもよかったドコモのシェアも減り続けてる。

自動車だって為替の変動で売れたり売れなかったり、これのどこが安定してるといえるのか。

日本中でSNSブームを巻き起こしたmixiも、いつの間にかtwitter, facebookに取って代わろうとしている。

公務員になれば一生安泰といわれたけど、それもどうなんだろうね。減俸や民営化もある。

大地震やリーマン・ショックなんて、誰が予想できた?

生活に困らないように...

きっと、大企業や安定した企業に勤めることを望んでいるわけじゃないんだろう。

そうではなくて、生活に苦しまないように、生きていくのに困らないようにと心配しているのだと思う。

大丈夫。俺はそうならないように、ちゃんと考えがあるんだ。

不安定な時代を生き抜くために、技術を身に付ける

安定企業なんて存在しないけど、万が一職を失っても生き抜いていくためにはどうしたらいいか。

いろんな企業がほしがるような人材になればいい。

ほしいと思われればどんなスキルでもいいんだろうけど、俺はプログラミングが好きなので、IT技術者として特化していくことに決めた。

好きだから熱中できるし、どんどん成長していける。

自分の成果を公開できる業界で働く

ほしいと思われる人材に成長することは大切だけど、評価され、雇ってもらえなければ意味が無い。

評価されるためには、目立たないといけない。そのために成果を公表する。

ただ、業界によっては秘密主義で、誰が作ったか公開できないこともある。

幸いにして、インターネットサービス、Webサービスというのはもともと開かれたもので、技術や成果(誰がつくったか)に対してもオープンな気風がある。

優秀な開発者は皆、自分の成果をブログに公開し、勉強会や講演会で発表する。

そういう人たちには、引き抜きの声もどんどんかかる。

所属する会社は、技術者を引き止めるために待遇(賃金や環境など)を改善し続ける。

Web業界の技術者は、抜擢や転職で新たな経験をし、新たな成果を生み出し続ける。

新たな成果は、新たな待遇改善のチャンスを生み出す。

不安定な時代でも、この連鎖が個人的な安定を生む。

人材の流動性が高い業界で働く

転職しにくいと、技術者は安い賃金で雇われていても会社を離れられなくなる。

運の良い事に、Web業界は人材の流動性も高く、技術者たちはまるで部署異動をするかのように転職していく。

これは待遇改善のスパイラルとは違った効果を生み出していて、業界が技術者たちのセーフティーネットの役割を果たしていると見ることもできる。

たとえ会社が傾いても、他が拾ってくれるだろう。

企業にとっても悪い話ではない。

しっかり成果を出して利益を上げてくれるし、良い人材も調達しやすいからだ。

まとめ

  • 安定なんてない
  • ちゃんと考えてるから心配しないで
  • 技術を身に付けたい
  • 成果を公表できるところにいたい
  • 転職しやすい環境にいたい
まだ何も成果を出していないので、夢見てるといわれても反論できないけど、こんなふうに考えています。

2013年5月7日

facebookを見るのをやめた - 閲覧制限の設定とか


facebookを見るのを止めました。

まず、iPhoneのアプリを消しました。ただ、メッセージは確認したいこともあると思うので、メッセージアプリは残しました。


アプリを消すときに、「"Facebook"を削除すると、すべてのデータも削除されます。」って警告してくるけど、facebook社に自分のアカウントが残っていれば、自分の投稿やアップロードした写真が消えることはありません。

それから、パソコンからはGoogle ChromeでWebブラウジングをしているのですが、facebookを見ようとすると、閲覧制限をして注意してくれる拡張機能を導入しました。

Google Chrome 拡張機能 "Facebook Nanny"

これは、メッセージや通知が来たときには1分間だけ閲覧ができて、それ以降はこんな画面が表示されてfacebookの閲覧ができなくなります。


またfacebookを見たくなったら、この拡張機能をオフにするか、削除してしまえばfacebookを見られるようになります。

2013年4月19日

失敗を恐れないこと?

先日、自分の弱さに関するエントリー(弱さの中にある強い気持ち)を書いた。

否定されることを恐れて、つい本音を話せなくなってしまうこと。
その中に自分の強い気持ちが隠れてるから、それは大切にしたい、という趣旨で長々と書いた。

自分のこの性質の中には、失敗を恐れる気持ちはほとんどないんだよな、ということに気付いた。

どんどん挑戦して、どんどん失敗して、どんどん成長しよう。そうしよう。

2013年4月16日

弱さの中にある強い気持ち

photo credit: seyed mostafa zamani cc

1年と半年くらい前のこと。自分の弱さに気付く機会があった。

俺の弱いところは、自分の内側を、心の中を他人に打ち明けられないこと。

人に「本心」を突っ込まれたときは、どうだろうね、なんていって誤魔化してしまう。あいまいなことを言ってその場をやり過ごしてしまっていた。

そんな自分の性質に気付いて、そんな行動をとってしまう理由を考えてみた。そうして初めて、これが自分の弱さなんだなって気付いた。

否定されるということ

誰だって、怒られたり、自分の考えを否定されるのは嫌だと思う。俺だってそうだ。だけど、自分の場合はそれが人一倍苦手で、なんとしても避けたいと考えてしまう。

怒られるのが嫌だから、あるいは否定されたくないからといって、事実の報告や自分の考えを主張することを避けていたら、その場はなんとか切り抜けられるかもしれない。でも、それが伝わるのは事態がさらに悪化したときかもしれない。

「良いニュースと悪いニュースがあるのですが、どちらから聞きたいですか?」というフレーズがあるが、悪いニュースこそすぐに報告しなきゃいけない。そうすれば、もっと悪くなるのを避けられるかもしれない。あるいは、自分にとっては悪いニュースでも、周りにとっては大したことではないかもしれない。

もし自分の「本心」が受け入れてもらえなかったら、否定されたら、そんなことをつい考えてしまう。ショックを受けたくない。傷つきたくない。それはそうだ。だけど、何も言わずに自分の考えと違うことをしていたら、それは他人に傷つけられないだけであって、自分で自分を傷つけることになるだけだ。きっと、自分の行くところは「本心」とは違うところにたどり着いてしまう。それこそ本当に避けたいことだ。

自分の「本心」を打ち明けられなかったり、ミスをしたときに怒られるのを避けようとする行動は、より致命的な事態を引き起こすことがある。自分のこんな性質は、致命的な事態を引き起こし得る弱点なんだと思う。この行動が、自分の行く道を変えてしまうかもしれない。だから、自分のこういう性質は常に意識して、注意したい。

大切にしたい気持ち

何度も言うけど、俺はノーを突きつけられるのが嫌いだ。それを避ける行動をとってしまう。でも、実際に自分の「本心」や考えを打ち明けてみると、案外受け入れてくれるものだったりする。それは、実際にやってみて気付いたことだった。

今でも、つい自分の中を隠してしまうことがある。それを打ち明けたとしても、周りは結構受け入れてくれるし、もし周りが受け入れてくれないとしても、実際には自分はそんなに傷つかないということも実感している。それでもつい、自分の「本心」を言えなかったりすることが、今でもたまにある。

以前はささいなことでも心の中に秘密をつくってしまっていたけど、最近は打ち明けられるようになってきた。それでもたまに言えなかったりするのは、その「本心」を自分が大切にしたいからかもしれない。それを打ち明けたときに、自分の思いをいろんな力でつぶされてしまう可能性があるから言えなくなってしまうんだと思う。

視点を変えてみる。いろんな害があるとわかってて、それでも自分の中にとどめておきたいことってのは、誰にも邪魔されたくない、大切にしたい本当の気持ちなのかもしれない。でもやっぱり、何も言わないで問題を大きくして周りに迷惑をかけるのはよくないから、いっそ自分の気持ちを宣言してしまうのがいいのかもしれない。


ちょっとだけ怖いけど、自分の弱さを受け入れよう。ちょっとだけ勇気を出して、自分の思いを宣言しよう。そうしよう。

2013年4月9日

グサッときた、藤田晋氏の言葉

サイバーエージェント社長 藤田 晋氏のブログやインタビュー記事を読んでいて思ったことのまとめ。

グサッときた言葉

「うちの女子のパワーはやっぱり男子とは違いますね。理解も早いし、仕事を推進するチカラも、正直、男子より勝っている。男子の方が、瞬発力が弱いし、成長も遅い」
サイバーエージェント、躍進支える「キラキラ女子」 サイバー流、女性活用の研究(1)より

「ひとつだけ弁解したいのは、
1つめの記事で
「男子のほうが瞬発力が弱く、成長も遅い」
と私がコメントしていますが、
これは自分の今の直接の部下である
プロデューサー職をイメージして言った
セリフですが、もちろん個人差はあるし、
成長した後の伸びしろは男性は大きいと
思っています。」
キラキラ女子 | 渋谷ではたらく社長のアメブロより

短期集中で爆発させる力がないなぁとか、全然成長してないじゃないか!と感じることがあって、自分のことを言われているような気がしてショックだった。

ただ、2つ目の、「成長した後の伸びしろは男性は大きいと思っています。」という言葉に、少し救われた気もする。ああ、今はダメでも続けてがんばってみようって。

「何か、自分に絶対に曲げられない
信念があって、それを貫くのならば、
それ以外のものは諦めたり、
妥協することは避けられません。
あれもこれも全部、と考えるのは、
幼稚性の強い発想だと思います。」
成熟すること | 渋谷ではたらく社長のアメブロより

失敗をした。それは、うまくやれば避けられたかもしれない。
やりたかったことはいくつかあって、その全部をやろうとした。結果的に全部を手に入れるのは無理だった。

そのときのことを思い出して、そっか、自分はまだまだ幼稚で浅はかなんだなって気付かされた。
本当にやりたいこと、一番大切なものに集中しなきゃいけないんだよな。

インプットの差を見せつけられた瞬間

「私自身、ほぼ毎週のように映画館に
足を運んでいて、
行きつけの映画館ではシアター毎に
予約する席が決まっていて、
どの時間帯がフードコーナーが混雑
するかまで把握しています。」
映画とゲーテをプレゼント | 渋谷ではたらく社長のアメブロより

「朝から新聞4誌に目を通して、
メールをチェックして、
スマホでひととおりのソーシャルをみて、
テレビつけて朝のニュース流して、
時間あるから溜まってる雑誌も。」
情報の遮断 | 渋谷ではたらく社長のアメブロより

雑誌以外は毎朝の習慣らしい。映画も毎週見てる。
……早起きすればできるかもしれない。

2013年1月14日

卒業を前にして

世界がどうやってできてるか知るために物理を勉強したくて大学に入ったけど、結局物理は諦めた。その後は何の目的もないまま興味のおもむくままにつまみ食いをしていった結果、計算機科学だって数学だって統計だって全部中途半端なまま6年が過ぎ去った。少しだけプログラミングが上手になったけど、研究のコミュニティには何のインパクトも残せないままあと1-2ヶ月で追い出される。全部自分が招いたことだけど、むなしい。