いまだに、俺に大企業や安定した企業へいくことを勧める人がいる。
母のことです。
オリンパスのような気鋭の技術者集団だって、トップの粉飾で会社が傾いたりする。
独占状態といってもよかったドコモのシェアも減り続けてる。
自動車だって為替の変動で売れたり売れなかったり、これのどこが安定してるといえるのか。
日本中でSNSブームを巻き起こしたmixiも、いつの間にかtwitter, facebookに取って代わろうとしている。
公務員になれば一生安泰といわれたけど、それもどうなんだろうね。減俸や民営化もある。
大地震やリーマン・ショックなんて、誰が予想できた?
そうではなくて、生活に苦しまないように、生きていくのに困らないようにと心配しているのだと思う。
大丈夫。俺はそうならないように、ちゃんと考えがあるんだ。
いろんな企業がほしがるような人材になればいい。
ほしいと思われればどんなスキルでもいいんだろうけど、俺はプログラミングが好きなので、IT技術者として特化していくことに決めた。
好きだから熱中できるし、どんどん成長していける。
ほしいと思われる人材に成長することは大切だけど、評価され、雇ってもらえなければ意味が無い。
評価されるためには、目立たないといけない。そのために成果を公表する。
ただ、業界によっては秘密主義で、誰が作ったか公開できないこともある。
幸いにして、インターネットサービス、Webサービスというのはもともと開かれたもので、技術や成果(誰がつくったか)に対してもオープンな気風がある。
優秀な開発者は皆、自分の成果をブログに公開し、勉強会や講演会で発表する。
そういう人たちには、引き抜きの声もどんどんかかる。
所属する会社は、技術者を引き止めるために待遇(賃金や環境など)を改善し続ける。
Web業界の技術者は、抜擢や転職で新たな経験をし、新たな成果を生み出し続ける。
新たな成果は、新たな待遇改善のチャンスを生み出す。
不安定な時代でも、この連鎖が個人的な安定を生む。
運の良い事に、Web業界は人材の流動性も高く、技術者たちはまるで部署異動をするかのように転職していく。
これは待遇改善のスパイラルとは違った効果を生み出していて、業界が技術者たちのセーフティーネットの役割を果たしていると見ることもできる。
たとえ会社が傾いても、他が拾ってくれるだろう。
企業にとっても悪い話ではない。
しっかり成果を出して利益を上げてくれるし、良い人材も調達しやすいからだ。
母のことです。
そんなものは幻想だ。「安定」なんてない。
世界の亀山モデルで一世を風靡したシャープが、何千億という赤字を出すようになった。オリンパスのような気鋭の技術者集団だって、トップの粉飾で会社が傾いたりする。
独占状態といってもよかったドコモのシェアも減り続けてる。
自動車だって為替の変動で売れたり売れなかったり、これのどこが安定してるといえるのか。
日本中でSNSブームを巻き起こしたmixiも、いつの間にかtwitter, facebookに取って代わろうとしている。
公務員になれば一生安泰といわれたけど、それもどうなんだろうね。減俸や民営化もある。
大地震やリーマン・ショックなんて、誰が予想できた?
生活に困らないように...
きっと、大企業や安定した企業に勤めることを望んでいるわけじゃないんだろう。そうではなくて、生活に苦しまないように、生きていくのに困らないようにと心配しているのだと思う。
大丈夫。俺はそうならないように、ちゃんと考えがあるんだ。
不安定な時代を生き抜くために、技術を身に付ける
安定企業なんて存在しないけど、万が一職を失っても生き抜いていくためにはどうしたらいいか。いろんな企業がほしがるような人材になればいい。
ほしいと思われればどんなスキルでもいいんだろうけど、俺はプログラミングが好きなので、IT技術者として特化していくことに決めた。
好きだから熱中できるし、どんどん成長していける。
自分の成果を公開できる業界で働く
評価されるためには、目立たないといけない。そのために成果を公表する。
ただ、業界によっては秘密主義で、誰が作ったか公開できないこともある。
幸いにして、インターネットサービス、Webサービスというのはもともと開かれたもので、技術や成果(誰がつくったか)に対してもオープンな気風がある。
優秀な開発者は皆、自分の成果をブログに公開し、勉強会や講演会で発表する。
そういう人たちには、引き抜きの声もどんどんかかる。
所属する会社は、技術者を引き止めるために待遇(賃金や環境など)を改善し続ける。
Web業界の技術者は、抜擢や転職で新たな経験をし、新たな成果を生み出し続ける。
新たな成果は、新たな待遇改善のチャンスを生み出す。
不安定な時代でも、この連鎖が個人的な安定を生む。
人材の流動性が高い業界で働く
転職しにくいと、技術者は安い賃金で雇われていても会社を離れられなくなる。運の良い事に、Web業界は人材の流動性も高く、技術者たちはまるで部署異動をするかのように転職していく。
これは待遇改善のスパイラルとは違った効果を生み出していて、業界が技術者たちのセーフティーネットの役割を果たしていると見ることもできる。
たとえ会社が傾いても、他が拾ってくれるだろう。
企業にとっても悪い話ではない。
しっかり成果を出して利益を上げてくれるし、良い人材も調達しやすいからだ。
まとめ
- 安定なんてない
- ちゃんと考えてるから心配しないで
- 技術を身に付けたい
- 成果を公表できるところにいたい
- 転職しやすい環境にいたい