2012年5月13日

かつての仕事仲間との久しぶりのランチ会で得られた気付き

池袋GRIPにて

昨日のランチ会で得られた気付きについてまとめてみました。終わってすぐにまとめなかったため記憶が曖昧なのですが、参考として、少しでもお役に立てば幸いです。

自分の才能

顧客ニーズに気付き、開発側の事情も分かる共感性。
自分と異なる属性の人の姿を想像することができる。
目標に対し、それを達成するまでの道のりを最適化する力。
混沌としたものを整理し、アレンジする力。

@yuyamaweb氏の才能

要求に対し、それをさらに上回るものを返そうとする。そしてそれをいつも達成する。
上司が適切な難易度のミッションを与えることで、どこまでも成長していける。
進むべき道に迷ったとき、提示されたいくつかの提案に対し、自分で考え取捨選択していくことができる。

@hon_nama氏の才能

どんなミッションも必ず達成しようとする。
視野が狭くなりがちだが、行き詰まったときに他の人の視点から見た提案をすぐに受け入れて前に進んでいくことができる。

@tanatana634氏の才能

何が問題で、何が求められているか考えることができる。
忙しい中でも学ぶことを続けていける。

@yas_qwt氏の才能

人の才能や強みを活かし、人の成長を促すことに喜びを感じる。
自分のことだけでなく、人のことを気にかけることができる。

サービス開発について

論理的に詰めていったものは理屈では正しいんだけど、人間は理屈だけでは動かない。感性に訴えかけるものを作れるんじゃないか。
ターゲットを絞る。20代男性独身ではなく、M岡氏のためのサービスというところまで絞る。男子高校生ではなく、高校生の頃の自分のためのサービスというところまで絞る。

データ解析について

ビッグデータというバズワードがあるが、ゴミをいくら分析してもまともな結果は得られないのではないか。
ビッグデータをHadoopで解析したというと、顧客は満足する。
統計的手法ではすべてのデータを利用する必要はない。
データをインプットして解析するにしても、その味付けは解析するエンジニアに委ねられる。さらにその結果を解釈するのも人間。
バイアスはかかるにしても、情報の洪水をうまく整理してほしいという需要はたくさんあるし、それが自分ではできないという人の方が大半を占める。

人について

論理的に正しいことがある。その主張にはなんら誤りはない。でも、そういうことを人に指摘すると、すんなり受け入れられる人はかなり少ない。この人は、ここを変えたらもっとよくなるのになぁということでも、直接指摘すれば頑なになる。本人自身が気付かなきゃ、その人は変わらない。変化は常にインサイド・アウト。
どうすれば人は変わるのか、気付きを与えられるのか。相手が気付くように、こちらからは質問をする。なぜそうするのか?そうする理由はどうして?背景を一緒に掘り下げていくことで、気付かせることができる。

その他

HDD3台でのRAID5構成は危険。1台死んだときに残りの2台に負荷が集中し、連鎖的に死亡する。やはりRAID1ミラーリングか、RAID6での構成が良いだろう。
リサーチ会社はデータが命。死守せよ。
論文の.texファイルをGitやSubversionで管理すると捗る。

感想










まとめは以上です。今回は自分に共感性という強みがあるという、思いもよらない気付きを得ることができました。会場を確保してくださった@yas_qwtさん、集まってくださった皆さん、ありがとうございました。
かつて一緒に働いた仲間が、これからは異なる分野で闘っていくことになりますね。今後も定期的に集まって、互いに気付きや学びを得られればいいなと思います。
ぜひまたよろしくお願いします。

2012年5月8日

デジタル一眼レフカメラで写真を撮るようになって分かったこと

やっとか、という感じです。キヤノンのエントリーデジタル一眼レフカメラを買ったのが2008年の確か夏になる前だったはず。それからもうすぐ4年というところで写真の連番が9999を突破し、ついに1万枚を達成しました。自分の撮影ライフにとっては大きな節目です。この機会に今までの経験から分かったことをまとめてみることにしました。
2008年8月 金閣寺にて撮影 ©しゅんたっく
2008年8月 金閣寺にて撮影 ©しゅんたっく

現在の構成

2012年4月現在、自分は以下のものしか機材を持っていないので、他の機材の事情は知りません。ご了承ください。また、撮影ジャンルは旅行や遊びに出かけたときのスナップが中心です。
  • Canon EOS Kiss X2
  • Wズームキットレンズ IS付き
  • シグマの30mm F1.4 単焦点レンズ
  • キヤノンの50mm F1.8 単焦点レンズ
  • ニッシンのGN44の外付けフラッシュ
  • SLIKの数千円の三脚
  • Macbook Pro
  • iPhoto '09
  • Digital Photo Professional (DPP)

2008年9月 NYにて ©しゅんたっく
2009年9月 NYにて ©しゅんたっく

目次

機材について思うこと
  1. エントリー機種でも何とかなる
  2. というかX2は名機だった
  3. 単焦点レンズすごくいい
  4. レンズ交換はめんどくさい
  5. サードパーティ製のレンズは調整が必要
  6. 三脚と外付けフラッシュはすごく便利
  7. 超広角レンズがほしい
  8. 7Dか5D Mark IIIがほしい

気付いたこと
  1. RAWとJPEGの明らかな差
  2. 連写速度と連続撮影枚数について
  3. 慣れないうちはTvやAvよりもPモードがいい
  4. 構図の勉強しなきゃ!
  5. 現像は予想以上に簡単

Photoshopでもどうにもならなかったこと
  1. ピンボケはどうにもならない
  2. ブレた写真もどうにもならない
  3. 表情を変えるのも無理
  4. 後から構図を変えることはできない
  5. 光の当たり方を修正するのは (自分の技術では) 無理
  6. 白飛び黒潰れは復元できない

最後に
  1. 写真は楽しい

2009年10月 土浦花火大会にて ©しゅんたっく
2009年10月 土浦花火大会にて ©しゅんたっく

1. エントリー機種でも何とかなる

他メーカーは分かりませんが、きっと同じだと思います。キヤノンの場合、機能において同時期に出た下位機種が上位機種を上回ることはありませんが、画質はかなり肉薄しています。画像処理エンジンやセンサーは同じものを使っているからだと思います。

2. というかX2は名機だった

この機種からRAWが14bitになり、階調が豊かになりました。キットレンズも優秀で、特に望遠ズームレンズがいいです。測距点も9点あり、連写も秒間3.5コマ撮れます。高画質と高感度のバランスもよく、しかも軽くて小さい。旅行で持ち回す自分にとってはベストな選択でした。

3. 単焦点レンズすごくいい

使えばわかりますよね。ズームできないデメリットよりも、画質の良さの方が上回ります。いつかLな単焦点がほしい…。

4. レンズ交換はめんどくさい

旅先では遠近両用のズームレンズの方がいいかもしれません。よく旅行に出かけるのですが、レンズ交換は面倒くさすぎます。

5. サードパーティ製のレンズは調整が必要

純正でないレンズを買った場合、オートフォーカスの調整はほぼ必須ということも最近レンズを買うようになって知りました。シグマは無料でピント調整してくれるそうで、タイミングを見計らって調整に出そうと思います。

6. 三脚と外付けフラッシュはすごく便利

2009年くらいに初めて花火を撮ったのですが、三脚を低くセットして、座って鑑賞しながら撮影しました。きれいだったー。フラッシュも、暗めの室内で撮っても電気屋さんや晴れの日の屋外にいるときのように明るく撮れて最高でした。

7. 超広角レンズがほしい

旅先で使いたい。ポストカードもいいんですが、やっぱり印象に残った建造物や景色を自分の手で記録したいじゃないですか。後ろに下がれないような路地でも使える超広角に憧れます。

8. 7Dか5D Mark IIIがほしい

自分にとって、X2の足りないところはAF性能なのかなぁと思っています。フォーカスのマイクロアジャスト機能も気になります。しばらくすると、別にX2でも充分だなぁってなるんですけどね。

2010年9月 ローマにて ©しゅんたっく
2010年9月 ローマにて ©しゅんたっく

9. RAWとJPEGの明らかな差

カメラ内で生成したJPEGよりも、RAWで撮ってiPhotoの取り込み時に自動で行われるJPEG現像の方がはるかにきれいでした。恥ずかしながら、去年の夏までJPEGでしか撮ってませんでした。RAW撮りしたことない人は今すぐRAWで撮ってみるといいと思います。

10. 連写速度と連続撮影枚数について

スポーツ写真を撮るわけではないので、連写速度は遅くても問題ありませんでした。ただ、連続撮影枚数は3コマ以上連続できるといいと思いました。3コマ連写できるとAEB使うときに便利です。X2の場合RAWでも6コマまで連写できるので、最近の機種なら問題ないと思います。いずれにせよコンデジよりはずっと連写しやすいです。

11. 慣れないうちはTvやAvよりもPモードがいい

はっきり言って、慣れるまで絞りやシャッタースピードの調節は難しかったです。それで何度もシャッターチャンスを逃しました。シャッターチャンスを逃さないこととか、しっかりピントを合わせることとか、構図を考えて撮る方が大事だと思いました。Pモードにしておけばフラッシュを使うかどうか以外は自動で調整してくれるので楽です。

12. 構図の勉強しなきゃ!

というわけで偉そうにいろいろ語ってきましたが、自分もまだまだ勉強不足ということを日々実感しています。大学の同期やサークルの後輩の写真が美しくて、自分ももっといい写真を撮りたいなとやる気が出ます。構図もそうですが、カメラの設定や現像やモノクロ表現など、勉強しなきゃいけないことはたくさんあります。精進します。

13. 現像は予想以上に簡単

最近自分でパラメータをいじってRAW現像をするようになったのですが、Canonのカメラ付属の現像ソフト Digital Photo Professional (DPP) が使いやすく高機能でいい感じでした。 HDRや多重露光合成もできます。他の現像ソフトだと Adobe Lightroom や Apple Aperture などもありますが、DPPでも充分ですね。Lightroomはバージョン1のときに使い、最近バージョン4の体験版も使ってみましたが、これもなかなかよかったです。

2011年9月 ウィーンにて ©しゅんたっく
2011年9月 ウィーンにて ©しゅんたっく

14. ピンボケはどうにもならない

ピンボケしてたらせっかくの写真が台無しですね。ピンボケした写真を後から生成することはできてもピンボケを補正することはできないので、ここはバッチリ合わせないと後で辛いです。未調整のシグマの単焦点が前ピン気味で扱いが難しいです。

15. ブレた写真もどうにもならない

手ブレ、被写体ブレとありますが、これもなるべく抑えるようにしたいです。シャッタースピードを速くし、手ぶれ補正を利用し、三脚を使うなどの方法で抑えられます。

16. 表情を変えるのも無理

撮影現場で撮った表情は、レタッチじゃどうにもならないですよね。変顔も面白いけど…。ここがプロとアマチュアの違いなのかもしれない。

17. 後から構図を変えることはできない

上から撮ったものを下からあおる構図にするとか、正面から撮った写真を横から撮ったものにするとか、これもドラえもんに頼む以外に修正の余地はないです。

18. 光の当たり方を修正するのは (自分の技術では) 無理

影の形とか、全体に均一に光を当てるとか。撮影時に工夫するポイントですよね。光を操るのが上手な人は憧れです。

19. 白飛び黒潰れは復元できない

これも、色が無いところはどうしようもないということです。適正な露出で撮るようにしましょう。白飛び黒潰れしているかどうかは、ヒストグラムを見ればわかります。

2011年12月 六本木にて ©しゅんたっく
2011年12月 六本木にて ©しゅんたっく

20. 写真は楽しい

写真を撮るのって、なんでこんなに楽しいんでしょう。思い出を残したいから?きれいな写真で誰かを感動させたい?写真を通したコミュニケーションが楽しいから?もちろん他の理由もあるかもしれません。家に帰ったら、人に見せる写真を選んだり、現像するときも誰かの反応を想像しながら作業をする。撮るときとはまた違った面白さもありますね。これからもっと勉強して、写真がもっと楽しくなるといいなぁ。

2011年12月 大学にて ©しゅんたっく
2011年12月 大学にて ©しゅんたっく

20項目にもなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。拙い文章ですが、この記事が読んでくださった方にとって少しでも有益な情報となれば幸いです。またカメラマンの先輩方、カメラ仲間の皆様におかれましては日頃からご指導ご鞭撻くださいましてありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします。

その他の写真

単焦点で撮った写真や、RAW現像をするようになってからの写真です。

2011年12月 渋谷にて ©しゅんたっく
2011年12月 渋谷にて ©しゅんたっく

2011年12月 関東某所にて ©しゅんたっく
2011年12月 関東某所にて ©しゅんたっく

2011年12月 自宅にて ©しゅんたっく
2011年12月 自宅にて ©しゅんたっく

2012年4月 大学にて ©しゅんたっく 現像:DPP
2012年4月 大学にて ©しゅんたっく
現像:DPP

2012年4月 昭和記念公園にて ©しゅんたっく 現像:DPP
2012年4月 昭和記念公園にて ©しゅんたっく
現像:DPP

2012年4月 昭和記念公園にて ©しゅんたっく 現像:DPP
2012年4月 昭和記念公園にて ©しゅんたっく
現像:DPP

2012年4月 都内某所にて ©しゅんたっく
現像:DPP