2013年4月19日

失敗を恐れないこと?

先日、自分の弱さに関するエントリー(弱さの中にある強い気持ち)を書いた。

否定されることを恐れて、つい本音を話せなくなってしまうこと。
その中に自分の強い気持ちが隠れてるから、それは大切にしたい、という趣旨で長々と書いた。

自分のこの性質の中には、失敗を恐れる気持ちはほとんどないんだよな、ということに気付いた。

どんどん挑戦して、どんどん失敗して、どんどん成長しよう。そうしよう。

2013年4月16日

弱さの中にある強い気持ち

photo credit: seyed mostafa zamani cc

1年と半年くらい前のこと。自分の弱さに気付く機会があった。

俺の弱いところは、自分の内側を、心の中を他人に打ち明けられないこと。

人に「本心」を突っ込まれたときは、どうだろうね、なんていって誤魔化してしまう。あいまいなことを言ってその場をやり過ごしてしまっていた。

そんな自分の性質に気付いて、そんな行動をとってしまう理由を考えてみた。そうして初めて、これが自分の弱さなんだなって気付いた。

否定されるということ

誰だって、怒られたり、自分の考えを否定されるのは嫌だと思う。俺だってそうだ。だけど、自分の場合はそれが人一倍苦手で、なんとしても避けたいと考えてしまう。

怒られるのが嫌だから、あるいは否定されたくないからといって、事実の報告や自分の考えを主張することを避けていたら、その場はなんとか切り抜けられるかもしれない。でも、それが伝わるのは事態がさらに悪化したときかもしれない。

「良いニュースと悪いニュースがあるのですが、どちらから聞きたいですか?」というフレーズがあるが、悪いニュースこそすぐに報告しなきゃいけない。そうすれば、もっと悪くなるのを避けられるかもしれない。あるいは、自分にとっては悪いニュースでも、周りにとっては大したことではないかもしれない。

もし自分の「本心」が受け入れてもらえなかったら、否定されたら、そんなことをつい考えてしまう。ショックを受けたくない。傷つきたくない。それはそうだ。だけど、何も言わずに自分の考えと違うことをしていたら、それは他人に傷つけられないだけであって、自分で自分を傷つけることになるだけだ。きっと、自分の行くところは「本心」とは違うところにたどり着いてしまう。それこそ本当に避けたいことだ。

自分の「本心」を打ち明けられなかったり、ミスをしたときに怒られるのを避けようとする行動は、より致命的な事態を引き起こすことがある。自分のこんな性質は、致命的な事態を引き起こし得る弱点なんだと思う。この行動が、自分の行く道を変えてしまうかもしれない。だから、自分のこういう性質は常に意識して、注意したい。

大切にしたい気持ち

何度も言うけど、俺はノーを突きつけられるのが嫌いだ。それを避ける行動をとってしまう。でも、実際に自分の「本心」や考えを打ち明けてみると、案外受け入れてくれるものだったりする。それは、実際にやってみて気付いたことだった。

今でも、つい自分の中を隠してしまうことがある。それを打ち明けたとしても、周りは結構受け入れてくれるし、もし周りが受け入れてくれないとしても、実際には自分はそんなに傷つかないということも実感している。それでもつい、自分の「本心」を言えなかったりすることが、今でもたまにある。

以前はささいなことでも心の中に秘密をつくってしまっていたけど、最近は打ち明けられるようになってきた。それでもたまに言えなかったりするのは、その「本心」を自分が大切にしたいからかもしれない。それを打ち明けたときに、自分の思いをいろんな力でつぶされてしまう可能性があるから言えなくなってしまうんだと思う。

視点を変えてみる。いろんな害があるとわかってて、それでも自分の中にとどめておきたいことってのは、誰にも邪魔されたくない、大切にしたい本当の気持ちなのかもしれない。でもやっぱり、何も言わないで問題を大きくして周りに迷惑をかけるのはよくないから、いっそ自分の気持ちを宣言してしまうのがいいのかもしれない。


ちょっとだけ怖いけど、自分の弱さを受け入れよう。ちょっとだけ勇気を出して、自分の思いを宣言しよう。そうしよう。

2013年4月9日

グサッときた、藤田晋氏の言葉

サイバーエージェント社長 藤田 晋氏のブログやインタビュー記事を読んでいて思ったことのまとめ。

グサッときた言葉

「うちの女子のパワーはやっぱり男子とは違いますね。理解も早いし、仕事を推進するチカラも、正直、男子より勝っている。男子の方が、瞬発力が弱いし、成長も遅い」
サイバーエージェント、躍進支える「キラキラ女子」 サイバー流、女性活用の研究(1)より

「ひとつだけ弁解したいのは、
1つめの記事で
「男子のほうが瞬発力が弱く、成長も遅い」
と私がコメントしていますが、
これは自分の今の直接の部下である
プロデューサー職をイメージして言った
セリフですが、もちろん個人差はあるし、
成長した後の伸びしろは男性は大きいと
思っています。」
キラキラ女子 | 渋谷ではたらく社長のアメブロより

短期集中で爆発させる力がないなぁとか、全然成長してないじゃないか!と感じることがあって、自分のことを言われているような気がしてショックだった。

ただ、2つ目の、「成長した後の伸びしろは男性は大きいと思っています。」という言葉に、少し救われた気もする。ああ、今はダメでも続けてがんばってみようって。

「何か、自分に絶対に曲げられない
信念があって、それを貫くのならば、
それ以外のものは諦めたり、
妥協することは避けられません。
あれもこれも全部、と考えるのは、
幼稚性の強い発想だと思います。」
成熟すること | 渋谷ではたらく社長のアメブロより

失敗をした。それは、うまくやれば避けられたかもしれない。
やりたかったことはいくつかあって、その全部をやろうとした。結果的に全部を手に入れるのは無理だった。

そのときのことを思い出して、そっか、自分はまだまだ幼稚で浅はかなんだなって気付かされた。
本当にやりたいこと、一番大切なものに集中しなきゃいけないんだよな。

インプットの差を見せつけられた瞬間

「私自身、ほぼ毎週のように映画館に
足を運んでいて、
行きつけの映画館ではシアター毎に
予約する席が決まっていて、
どの時間帯がフードコーナーが混雑
するかまで把握しています。」
映画とゲーテをプレゼント | 渋谷ではたらく社長のアメブロより

「朝から新聞4誌に目を通して、
メールをチェックして、
スマホでひととおりのソーシャルをみて、
テレビつけて朝のニュース流して、
時間あるから溜まってる雑誌も。」
情報の遮断 | 渋谷ではたらく社長のアメブロより

雑誌以外は毎朝の習慣らしい。映画も毎週見てる。
……早起きすればできるかもしれない。