2014年6月28日

今年でWebエンジニア8年目

今までの自分を振り返ってみる。ダメだった自分、少しだけ変われた自分を見つめ直してみる休日。


Webエンジニアとして初めの2年間くらいは、本当に何も出来なかった

PHPのforeachが意味不明ってレベル。
RDBの正規化なんて、単語すら知らなかった。

分からないからって、何かを自発的に勉強したこともなかった。
そもそも、自分から勉強しようという発想がなかった。

その状態が2年くらい続いて、諦めた


たまたま出会った経済産業省の課長補佐の方がとてもかっこ良くて、国家公務員に憧れて勉強を始めた。試験は落ちた。
バイトしなきゃお金がなくなるから、またインターネット関連のアルバイトを始めた。

また、Webエンジニアに戻った。

旅行代理店でECサイトを開発したり、個人事業で受託案件をやって騙されてみたり、でも技術者としては少し成長してみたり…
大学でも計算機科学の勉強をして、前よりもいろんなことが分かるようになったし、できるようになった。

でも、インターネットの仕事が楽しいと感じたことはなかった

インターネットとは全く別の業界でフルタイムの仕事を探そうとしてみたけど、やりたいことなんて見つからなかった。


Webエンジニアになって5年目、大学院に進学した。

初めてインターネットの仕事が楽しいと思えることがあった

たまたま参加したインターンシップで、とあるサービスの1つの機能を実装してリリースした。
リリースするとユーザがすぐにその機能を利用し始め、すぐにユーザーのフィードバックを得られた。
反応の早さに驚いた。これを自分が作ったんだなと、感動した。


また別の会社でWebエンジニアになった。そこでは複数のサービスを自分がエンジニアリーダーとなって開発した。楽しかったし、月給も今より多くて、すごく自信もついた。
ただ、自分の技術力にも限界を感じたし、自分が技術的に伸び悩んでるのも実感した。

その後また別の会社に入り、運用中のシステムのリプレイスやセキュリティ向上などをやるようになった。
ここでテスト駆動開発者の和田卓人氏をはじめ、尊敬するエンジニアという存在に出会った。10年後の自分はこの人たちのレベルまで到達できるのだろうか…。


7年目の途中で、自分が初めてインターネットの仕事が楽しいと思えた会社に、フルタイムのエンジニアとして正式に入社した。

システム開発は、今でもやっぱり難しいけど、7年もやれば出来ることがかなり増えてきた。
最近はすごく余裕もある。大量参照・大量更新が発生するようなサービスをどうさばくか、自分なりにノウハウもたまってきた。
新しい技術を勉強したり、ユーザーのための開発・リリースをするのがすごく充実した毎日。

今後のキャリアがどうなるかは分からないけど、また明日にでもゆっくり考えてみようかな。そんな休日。